再受験医師の社説紹介ブログ

医学部再受験し、地方国立大学を卒業しました。 毎日全国紙の社説のうち、面白そうなものを紹介します。 各紙の話題が共通している場合は、内容を比較します。

【社説比較】日米首脳会談

各紙の比較

読売が「日米首脳会談/スポーツの振興」

朝日が「日米首脳会談」

毎日が「岸田・バイデン会談/ネット履歴の外部提供」

産経が「東証の市場再編/日米首脳会談」

 

をとりあげた。

日米首脳会談について論調を比べておく。

 

 

 

日米首脳会談

 『岸田首相が米国のバイデン大統領とオンライン形式で会談した』。

 

 『バイデン氏が今年前半に来日し、日米豪印4か国の首脳会談を日本で開催する方針』や『外務・経済閣僚による経済版「2プラス2」を新設すること』で合意した。

 

 安全保障面では『台湾海峡の平和と安定の重要性を改めて強調するとともに、ロシアがウクライナに侵攻した場合は足並みをそろえて対処する方針を確認した』。北朝鮮のミサイル開発に関連して、『首相は敵基地攻撃能力の保有を検討する考えを伝え、バイデン氏は防衛力強化の努力を歓迎した』(読売)。

 

 

 読売は、『両首脳が個人的な信頼関係を深め、安全保障や経済などの幅広い課題に協調して対処していく決意を示した意義は大きい』と会談の成果を強調した。

 

 

 朝日は、『中国の一方的な現状変更の試みや深刻な人権侵害に反対するのは当然だが、力に力で対峙(たいじ)するだけでは、地域を不安定化させかねない』ため、『中国との共存を探る総合的な戦略を練ることこそ両国の責務』と強調した。

 

 また、『「核兵器のない世界」に向けてともに取り組むことも確認された』が『核兵器禁止条約をめぐるやりとりはなかった』として、核軍縮の実効性ある措置を求めた。

 

 

 毎日は、『米国と緊密に連携し、台頭する脅威に対抗するのは重要』としつつも、日本が『主体的な戦略』を掲げ『米国にも「言うべきことを言う」という姿勢』が必要だという。

 

 例えば経済安保について、『先端技術への投資やサプライチェーン(供給網)の強化、兵器に利用できる民間技術の輸出規制』が行われると『米国の都合で自由な経済活動が阻害される恐れも否定できない』。

 

 また、米軍への軍事協力につき『国会での議論も尽くさないまま、首相は改めて合意を確認した。首相の対米協力は前のめりに過ぎないか』と批判している。

 

 

 産経は、安全保障での協力について『妥当だが、インパクトに乏しい感は否めない』として、さらなる具体策を求めた。

 

 例えば『どの程度の防衛費増額を目指すか』や『米国の「核の傘」(核抑止力)の充実強化』が必要だという。

 

 

 

 

リンク

読売:

日米首脳会談 国際秩序の安定へ連携強めよ : 社説 : 読売新聞オンライン (yomiuri.co.jp)

スポーツの振興 五輪の成果を将来に生かそう : 社説 : 読売新聞オンライン (yomiuri.co.jp)

 

朝日:

(社説)日米首脳会談 対中、共存への戦略を:朝日新聞デジタル (asahi.com)

 

毎日:

社説:岸田・バイデン会談 「同盟重視」の先が見えぬ | 毎日新聞 (mainichi.jp)

社説:ネット履歴の外部提供 利用者本位のルール必要 | 毎日新聞 (mainichi.jp)

 

産経:

【主張】東証の市場再編 投資呼び込む魅力高めよ - 産経ニュース (sankei.com)

【主張】日米首脳会談 「核抑止」の欠落は疑問だ - 産経ニュース (sankei.com)

 

 『』内はリンクからの引用です。