再受験医師の社説紹介ブログ

医学部再受験し、地方国立大学を卒業しました。 毎日全国紙の社説のうち、面白そうなものを紹介します。 各紙の話題が共通している場合は、内容を比較します。

【社説比較】物価の動き、みずほFGの新体制

各紙の比較

読売が「まん延防止拡大/統計書き換え」

朝日が「物価の動き/学校法人改革」

毎日が「コロナ感染者過去最多/みずほFGの新体制」

産経が「中国の北朝鮮擁護/蔓延防止措置拡大」

 

をとりあげた。物価の動きについて確認しておこう。

また、みずほFG新体制についての毎日社説には、新しい視点がある。

 

 

 

物価の動き

 朝日は、『石油などの値上がりによる世界的なインフレ傾向が、日本にも徐々に及んでいる』と注意を促し、企業に賃上げを求めた。

 

 日本銀行は『物価上昇率2%を目標に大規模な金融緩和を続けている』。現在の『資源高や供給制約によるインフレ』傾向は、『景気拡大が進み所得が増える中での安定した物価上昇』になっておらず、『上昇率自体も、22年度平均で1・1%前後にとどまる』からだという。

 

 朝日は日銀に理解を示しつつも、『物価上昇幅が日銀の見通しを大きく超え』て続く可能性を懸念した。実際、『米国でも昨秋まで当局が「一時的」と見ていた物価上昇の勢いが収まらず、政策対応の前倒しを余儀なくされた』という。

 

 そして、必需品の値上がりによる家計負担が内需の足を引っ張らないようにするため、『22年度の物価上昇率が1%程度だとしても、それに見合うベースアップに定期昇給分を含めた3%程度の賃上げは、所得目減りを防ぐための最低条件になる』と求めている。

 

 

 

みずほFGの新体制

 みずほFGでは、相次ぐシステム障害による経営陣の引責辞任があり、経営陣を刷新した。昨日の産経も木原正裕新社長を紹介し、『FG社長は3代続けて旧日本興業銀行出身者』と指摘しているが、毎日はさらに踏み込んだ解説をした。

 

 毎日によると、『新体制は、旧日本興業、旧富士、旧第一勧業というみずほの母体となった3行の出身者がポストを分け合う形になった』。このことについて、『みずほは、20年前の発足以来、人事や組織運営で3行のバランスに腐心してきた。その結果、ガバナンス(企業統治)が十分に働かなかったのではないか』と批判した。

 

 また、『社長に、3代続けて旧興銀出身者が就いたこと』について、『大企業との取引が中心だった旧興銀は、個人客への感度が低くなりがちだった』と批判的だ。

 

 

 

リンク

読売:

まん延防止拡大 「第6波」抑え込む戦略を示せ : 社説 : 読売新聞オンライン (yomiuri.co.jp)

統計書き換え 国交省の責任逃れは許されぬ : 社説 : 読売新聞オンライン (yomiuri.co.jp)

 

朝日:

(社説)物価の動き 賃上げで経済支えよ:朝日新聞デジタル (asahi.com)

(社説)学校法人改革 拙速を避け徹底議論を:朝日新聞デジタル (asahi.com)

 

毎日:

社説:コロナ感染者過去最多 医療資源の効果的活用を | 毎日新聞 (mainichi.jp)

社説:みずほFGの新体制 信頼回復の道のりは遠い | 毎日新聞 (mainichi.jp)

 

産経:

【主張】中国の北朝鮮擁護 暴走の利用は許されない - 産経ニュース (sankei.com)

【主張】蔓延防止措置拡大 社会経済活動の維持図れ - 産経ニュース (sankei.com)

 

 『』内はリンクからの引用です。