再受験医師の社説紹介ブログ

医学部再受験し、地方国立大学を卒業しました。 毎日全国紙の社説のうち、面白そうなものを紹介します。 各紙の話題が共通している場合は、内容を比較します。

【社説比較】コロナの急拡大

各紙の比較

読売が「コロナ急拡大/半導体戦略」

朝日が「香港の弾圧/コロナと米軍」

毎日が「コロナの感染第6波/異次元緩和続ける日銀」

産経が「日米の原子力連携/デジタル重点計画」

 

をとりあげた。

コロナの急拡大について確認しておこう。

 

 

 

コロナの急拡大

 新型コロナウイルスの感染者は増加し、『全国の新規感染者数は4000人を超えた』。

 

 『政府は感染が拡大している沖縄、広島、山口の3県に、緊急事態宣言に準じた対策をとれる「まん延防止等重点措置」を適用する方針だ』。これらの『3県では米軍関係者から感染が広まったとみられている』ため、『林外相がブリンケン米国務長官と電話会談し、在日米軍に対し、外出制限の導入を含めた防止策を徹底するよう求めた』。

 

 

 読売は、『オミクロン株は感染力が強く、2回のワクチン接種が済んでいても感染する人が多い一方、従来のデルタ株より重症化のリスクは低いことが明らかになってきた』ことを共有したうえで、『大勢の軽症者の中から重症化しそうな人を見つけ出し、早期の治療につなげるといった対応が必要になる』と指摘した。

 

 そのため政府は『感染者全員を入院させるという方針を見直し、感染拡大地域では自宅や宿泊施設での療養も可能とした』。読売は方針に賛同しつつ、『自宅での療養は家族に感染させる恐れがある』ことに注意を促した。

 

 そして、できるだけ『軽症者が宿泊療養できるようにすること』、自宅療養者には『オンラインでの診療や薬の配送が確実に行われる』ことが必要だとしている

 

 

 朝日は、米軍に対する政府の対応に不満を述べた。沖縄の『米軍基地での大規模クラスターの発生と、基地で働く日本人従業員のオミクロン株への感染を、県が発表したのは先月17日だ。その後、兵士らは米国を出発する前や日本到着直後の検査を行わず、定められた行動制限期間中も基地内を自由に移動していたことが明らかになった』。

 

 きのう林外相が求めた米軍関係者の外出制限を含む対策の強化は、『先月21日に沖縄県玉城デニー知事が求めていたことだ。半月遅れの代償は大きく、重い』。

 

 朝日は、『日米安保の根幹をなす日米地位協定が絡んでの感染拡大である』として、岸田首相自らが対応を説明するよう求めた。

 

 

 毎日が重視するのは『医療体制の逼迫(ひっぱく)を回避すること』だ。

 

 『流行が先行した海外では、医師や看護師が感染して人手不足となり、診療に支障が出ている例もある。感染状況が深刻な地域に医療従事者を応援派遣する仕組みを活用すべきだ』という。

 

 

 

リンク

読売:

コロナ急拡大 確実に治療へつなぐ体制築け : 社説 : 読売新聞オンライン (yomiuri.co.jp)

半導体戦略 工場誘致を国内基盤の強化に : 社説 : 読売新聞オンライン (yomiuri.co.jp)

 

朝日:

(社説)香港の弾圧 報道を封殺するのか:朝日新聞デジタル (asahi.com)

(社説)コロナと米軍 鈍い対応、深まる不安:朝日新聞デジタル (asahi.com)

 

毎日:

社説:コロナの感染「第6波」 医療崩壊防ぐ体制万全か | 毎日新聞 (mainichi.jp)

社説:異次元緩和続ける日銀 「悪い物価上昇」に備えを | 毎日新聞 (mainichi.jp)

 

産経:

【主張】日米の原子力連携 高速炉への協力は好機だ - 産経ニュース (sankei.com)

【主張】デジタル重点計画 利便性高める改革とせよ - 産経ニュース (sankei.com)

 

 『』内はリンクからの引用です。