各紙の比較
読売が「代表質問/ウクライナ緊張」
朝日が「スーチー氏判決/国会代表質問」
毎日が「スーチー氏有罪判決/立憲・泉氏の代表質問」
産経が「日大の再生/外交ボイコット」
をとりあげた。
スーチー氏有罪判決について確認しておく。
スーチー氏有罪判決
『ミャンマーの裁判所が、アウンサンスーチー氏に禁錮4年の判決を下した』。所属政党の『国民民主連盟(NLD)が、国際社会に国軍と協力しないよう求めた声明が社会不安をあおった』としての判決だ。
対象はスーチー氏にとどまらず、『軍の影響下にある選挙管理委員会はNLDを解党する方針を表明』しており、『党幹部たちには禁錮20年、75年といった判決が相次いでいる』という。
国軍は『23年8月までに総選挙を行う』としており、NLDの排除を進めている。対して、『判決を機に市民の抗議が再燃』している。
『2月の政変後、市民の犠牲者は1300人を上回る』(朝日)。
朝日は、『社会を混乱に陥れ、市民を不安にさせているのは、クーデター後に権力に居座り、市民への暴力を続ける国軍ではないか』と軍事政権を強く批判した。
そして日本政府には、『日本は国軍との窓口を維持しているが、相手の言い分を聞くためだけであってはならない』と、厳しい対応を求めた。
毎日も、『裁判を弾圧の道具に使ったに等しい』と批判した。
国軍への反発は国内にとどまらず、『数百万人に上る在外ミャンマー人もインターネットで民主派とつながり、結束して支援している』という。
今後『鍵を握るのは東南アジア諸国連合(ASEAN)の対応』であるとして、『内政不干渉の原則はあるが、今後も厳しい姿勢を堅持すべき』と求めた。
リンク
読売:
代表質問 実のある論戦で国会活性化を : 社説 : 読売新聞オンライン (yomiuri.co.jp)
ウクライナ緊張 ロシアは侵攻の代償見定めよ : 社説 : 読売新聞オンライン (yomiuri.co.jp)
朝日:
(社説)スーチー氏 軍政下の不当な判決だ:朝日新聞デジタル (asahi.com)
(社説)国会代表質問 論戦を深めるためには:朝日新聞デジタル (asahi.com)
毎日:
社説:スーチー氏に有罪判決 司法悪用の弾圧許されぬ | 毎日新聞 (mainichi.jp)
社説:立憲・泉氏の代表質問 「立案型」への期待と不安 | 毎日新聞 (mainichi.jp)
産経:
【主張】日大の再生 組織統治の欠如に猛省を - 産経ニュース (sankei.com)
【主張】外交ボイコット 首相は旗幟を鮮明にせよ - 産経ニュース (sankei.com)
『』内はリンクからの引用です。