再受験医師の社説紹介ブログ

医学部再受験し、地方国立大学を卒業しました。 毎日全国紙の社説のうち、面白そうなものを紹介します。 各紙の話題が共通している場合は、内容を比較します。

【社説比較】北京五輪ボイコット

各紙の比較

読売が「五輪ボイコット/放送外資規制」

朝日が「日米開戦80年/五輪と政治」

毎日が「日米開戦80年/米国の北京五輪対応」

 

をとりあげた。

北京五輪のボイコットについて論調を比較する。

 

 

 

北京五輪ボイコット

 『米政府が、来年2月から開催される北京冬季五輪パラリンピックに政府代表団を派遣しないと発表した』。背景に『中国による新疆ウイグル自治区などでの人権弾圧』がある、『いわゆる「外交的ボイコット」』だという(読売)。

 

 

 読売は、『こうした事態を招いたのは、人権抑圧の非難に「でっち上げ」と反論するだけで情報を公開しようとしない中国の体質である』と中国を批判した。

 

 『人権の尊重は世界人権宣言などでうたわれた普遍的価値観で、中国も賛成している』ことから、『「内政干渉」を理由に国連による調査や監視を拒否しているのは筋が通らない』とする。

 

 『岸田首相は北京五輪への対応について、日本が独自に判断するとの考えを示した』ことについて、『五輪の成功には協力すべきだが、平和の祭典が中国の宣伝の場と化し、人権侵害がうやむやにされるようなことがあってはならない』と釘を差した。

 

 

 朝日も、『香港の問題も含め、中国国内の弾圧は深刻だ。主要国は率先して迫害に反対し、是正を求める必要がある』と中国を批判した。

 

 米政府の対応について、『国家は、脇役にすぎない。政府関係者の参加の是非は、各国がそれぞれの判断で決めれば良い』と、賛成も反対もしていない。

 

 一方、『中国外務省は「断固とした対抗措置をとる」と報復する考えを示したが、自制すべきだ』と、中国には自制を促した。

 

 

 毎日も、『国際社会の懸念を顧みなかった姿勢が招いた事態である。批判に耳を傾ける度量が求められる』と中国を批判した。

 

 『国連総会では、夏冬の大会ごとに「五輪休戦」が決議されている』ことについて、『北京五輪でも、中国をはじめとする173カ国の共同提案で決議が採択された』が、『中国を念頭に連携を強める日米豪印の4カ国は提案に加わらなかった』という。

 

 

 

リンク

読売:

五輪ボイコット 不信の払拭は中国の責任だ : 社説 : 読売新聞オンライン (yomiuri.co.jp)

放送外資規制 公平で透明な仕組みを整えよ : 社説 : 読売新聞オンライン (yomiuri.co.jp)

 

朝日:

(社説)日米開戦80年 サダコの鶴が架ける橋:朝日新聞デジタル (asahi.com)

(社説)五輪と政治 大国の争いと決別を:朝日新聞デジタル (asahi.com)

 

 

毎日:

社説:日米開戦80年 自己過信の危うさ教訓に | 毎日新聞 (mainichi.jp)

社説:米国の北京五輪対応 亀裂深めない知恵が必要 | 毎日新聞 (mainichi.jp)

 

産経:

 

 

 『』内はリンクからの引用です。