再受験医師の社説比較

医学部再受験し、地方国立大学を卒業した精神科医です。 毎日全国紙の社説を比較します。多面的な見方を養い、幅広い知識をつけることを目標にしています。 勉強の手段としてAnkiというアプリを使用しており、これに転記できるようなQ&Aを付け加えています。

【社説比較】求人サイトのルールなど

各紙の比較

 読売が「参院2補選/求人サイトのルール」、朝日が「衆院選社会保障」、毎日が「衆院選と沖縄/飲食店の時短解除」、産経が「衆院選とコロナ」をとりあげた。

 

 各紙選挙関連の話題が多いのは当然だが、足並みをそろえて同じテーマで論じているわけではないため、論調の比較はしづらい。また、選挙の争点となるテーマは、各紙が過去にとりあげてきた内容の焼き直しが多く、紹介する意義を見出しにくい。それぞれ重要な話題ではあるが…。

 そんな中読売は、社会的な意義がありつつも他社と被らない内容で面白い。

 

 本日は求人サイトのルールについてみておこう。

 

 

 

求人サイトのルール

 読売によると、『厚労省労働政策審議会は、求人サイトに関するルール作りについて議論を開始した。年末をめどに意見をまとめる方針で、政府は、来年の通常国会職業安定法を改正することを目指している』。

 『審議会では、サイト運営者による苦情受け付け体制の整備や、優良事業者の認定制度の創設などが検討される見通しだ』という。

 

 求人サイトは『企業から依頼された情報や、ハローワークが公開した情報を掲載している』もので、労使ともにメリットが大きく、利用が拡大している。『厚生労働省が今年6月、求職経験者を対象に行った調査では、就職が決まった人の3割が求人サイトを利用していたという』。

 

 だがトラブルも多く、『厚労省の調査では、サイト利用者のうち、7割が「問題や困り事があった」と答えた。賃金や仕事の内容など労働条件がサイトの記載と異なる例や、すでに求人が終了していたケースが多い』。

 また、『求人側からも苦情が寄せられている。サイト運営者から「費用はかからない」と勧誘されて求人情報を提供したのに、高額な掲載料を請求された例もあるという』。

 

 背景には、求人サイトについてのルールが規定されていないことがある。『サイトを運営する事業者が求職者や企業と面接日時などの調整をするような場合は、職業紹介にあたるため、職業安定法に基づいて国の許可が必要となる』が、『求人情報をサイトに掲載するだけなら、こうした手続きは不要』なのだ。

 

その他の話題

読売によると、『参院山口、静岡両選挙区の補欠選挙は、自民党の1勝1敗となった』。具体的には、山口補選は『自民党前議員が共産党新人らを制した』が、静岡補選は『野党系の無所属新人が、自民党新人と共産党新人を振り切った』。

 これを受けて、総選挙での与野党の動きに変化があるか、注目される。

 

 

 

リンク

読売:

参院2補選 初陣の首相に手痛い1敗だ : 社説 : 読売新聞オンライン (yomiuri.co.jp)

求人サイト 適切なルール作りを進めたい : 社説 : 読売新聞オンライン (yomiuri.co.jp)

 

朝日:

(社説)衆院選 社会保障の将来 新たな一体改革の議論を:朝日新聞デジタル (asahi.com)

 

毎日:

社説:視点・総選挙 本土と沖縄 思考停止から脱する時=論説委員・西田進一郎 | 毎日新聞 (mainichi.jp)

社説:飲食店の時短解除 怠れぬ「第6波」への警戒 | 毎日新聞 (mainichi.jp)

 

産経:

【主張】衆院選とコロナ 医療の脆さ招かぬ備えを ロックダウン論議も不十分だ - 産経ニュース (sankei.com)

 

 『』内はリンクからの引用です。