再受験医師の社説紹介ブログ

医学部再受験し、地方国立大学を卒業しました。 毎日全国紙の社説のうち、面白そうなものを紹介します。 各紙の話題が共通している場合は、内容を比較します。

【社説比較】台湾半導体工場の日本進出、ミャンマーの孤立

各紙の比較

 読売が「台湾半導体工場の日本進出/熱海の土石流と行政」、朝日が「衆院選と福島の復興/ミャンマーの孤立」、毎日が「野党候補の一本化/アフガンの人道危機」、産経が「衆院選と経済」をとりあげた。

 

 台湾半導体工場の日本進出、ミャンマーの孤立について情報を共有しよう。

 

 

 

台湾半導体工場の日本進出

 読売によると、『世界的な半導体メーカーである台湾積体電路製造(TSMC)が、日本の誘致に応じて、日本国内に新工場を建設すると発表した』。これまで『日本は6割強を輸入に頼っており、経済安全保障の観点から政府が工場の誘致活動をしていた』が、その活動が実ったようだ。

 『総投資額は8000億円規模になる見通しで、政府は半額程度の補助を検討しているという』。

 

 今後の工程としては、『2022年に着工し、24年の稼働を目指す』とされる。

 

 『半導体は、回路の線幅が微細なほど処理能力が高い。新工場では、回路線幅が22~28ナノ・メートル(1ナノ・メートルは10億分の1メートル)の演算用半導体を生産する予定だ』。

 現在『スマートフォン向けなどの最先端品は10ナノ・メートル以下』なので、最先端品の工場ではない。ただ、『日本のメーカーは40ナノ・メートル程度までしか生産できない』ことと比べれば高性能品を生産できる。

 

 読売は基本的には歓迎しつつ、『TSMCに対し、市況変動で安易に撤退しないことや、日本国内への優先供給などを求める』べきこと、『中国との対立を抱える台湾の企業への過度な依存にはリスクもある』ことを指摘した。

 

 

 

ミャンマーの孤立

 朝日によると、ミャンマー情勢に動きがあったようだ。現在も市民への弾圧と経済の悪化は続く中で、『東南アジア諸国連合ASEANが、加盟国のミャンマーに警告を送った。26日から開く首脳会議に、国軍のミンアウンフライン最高司令官を招かないことを発表した』。

 

 『ASEANは4月の首脳会議の際は、最高司令官を招き、出席させた』。そして、『暴力の即時停止、特使による対話の仲介、人道支援の実施など5項目』に同意していた。だが、特使の派遣は実現していない。

 

 ASEAN域外からの動きもある。『米英など8カ国と欧州連合は共同声明を出し、ミャンマー国内の悲惨な状況への懸念を表明し、国軍にASEAN特使の受け入れを求めた』。

 

 

 

リンク

読売:

台湾半導体工場 日本進出を産業再興に生かせ : 社説 : 読売新聞オンライン (yomiuri.co.jp)

熱海の土石流 盛り土の危険見過ごした行政 : 社説 : 読売新聞オンライン (yomiuri.co.jp)

 

朝日:

(社説)衆院選 福島の復興 向き合い方が試金石:朝日新聞デジタル (asahi.com)

(社説)ミャンマー 地域で孤立を選ぶのか:朝日新聞デジタル (asahi.com)

 

毎日:

社説:日本の選択 野党候補の一本化 「政権の形」もっと説明を | 毎日新聞 (mainichi.jp)

社説:アフガンの人道危機 国際社会は支援最優先で | 毎日新聞 (mainichi.jp)

 

産経:

【主張】衆院選と経済 分配だけでは展望開けぬ 確かな成長への具体策を示せ - 産経ニュース (sankei.com)

 

 『』内はリンクからの引用です。