再受験医師の社説比較

医学部再受験し、地方国立大学を卒業した精神科医です。 毎日全国紙の社説を比較します。多面的な見方を養い、幅広い知識をつけることを目標にしています。 勉強の手段としてAnkiというアプリを使用しており、これに転記できるようなQ&Aを付け加えています。

【社説比較】パレスチナ停戦など

各紙の比較

 読売と毎日がパレスチナ停戦をとりあげた。その他読売がわいせつ教員、朝日がミャンマー情勢/コロナと子ども、毎日が改正少年法、産経が梅雨と防災をとりあげた。

 

 パレスチナ停戦について論調を比較する。

 

 

 

パレスチナ停戦

 『軍事衝突を続けていたイスラエルパレスチナイスラム主義組織ハマス停戦を受け入れた』(読売)。

 

 

 読売は、イスラエルハマスの『双方が目的を一定程度、達成した』のだと推測した。

 

 具体的には、イスラエルは、ハマスが実効支配するパレスチナ自治区ガザへの空爆で、ロケット弾の発射装置や地下トンネル網などを破壊し、軍事的な打撃を与えた。ネタニヤフ首相にとっては、指導力を国内にアピールする機会になった』。

 

 いっぽうハマスは『エルサレムイスラム教聖地を巡る、イスラエル治安部隊とパレスチナ人の衝突を機に攻勢に出て、アラブ世界に「聖地の守護者」というイメージを広めることに成功した』。ハマスパレスチナ自治政府と対立しており、相対的に『ハマスの存在感が増した』。

 

 和平に際して、『バイデン大統領は今回、エジプトの停戦調停を支援し、ネタニヤフ氏の説得に努めたという』。今後のパレスチナイスラエル和平交渉再開についても、米国の動きが鍵を握る。

 

 

 毎日によると、 『11日間の戦闘で、パレスチナ自治区ガザ地区で232人、イスラエルで12人が死亡した』。

 

 今回の停戦交渉はエジプトが主導し、国連安全保障理事会は4回の会合を開きながら、声明一つ出せなかった米国がイスラエル寄りの姿勢を崩さず、「外交努力の助けにならない」と反対したためだ』という。

 

 毎日は、今後は米国が『まず、公平性を重視する姿勢に立ち戻るべきだ』とした。

 

 

 

その他の話題まとめ

朝日ミャンマー情勢を報じた。ミャンマーでは『国連開発計画によると、来年初めまでに最大で人口の半数近い2500万人が貧困状態に陥る可能性がある。世界食糧計画は、今後6カ月以内に、特に都市部で最大340万人が飢えに苦しむと推計している』。

 

毎日は、少年法改正を報じた。『適用年齢を20歳未満のままとしつつ、事件を起こした18、19歳を「特定少年」と位置づけて厳罰化する。民法上の成人年齢が来年4月、20歳から18歳に引き下げられるのに合わせた措置だ』。

 

 

 

Q&A

 Q.改正少年法では、適用年齢を20歳未満のままとしつつ、事件を起こした18、19歳を「□」と位置づけて厳罰化する。民法上の成人年齢が来年4月、20歳から18歳に引き下げられるのに合わせた措置だ。

A.特定少年

 

 

 

リンク

読売:

わいせつ教員 厳格な処罰で子供たちを守れ : 社説 : 読売新聞オンライン (yomiuri.co.jp)

パレスチナ停戦 中東和平と向き合う契機に : 社説 : 読売新聞オンライン (yomiuri.co.jp)

 

朝日:

(社説)ミャンマー 国軍は地域の合意守れ:朝日新聞デジタル (asahi.com)

(社説)コロナと子ども 社会全体で目を配ろう:朝日新聞デジタル (asahi.com)

 

毎日:

社説:改正少年法の成立 更生の原則揺らがないか | 毎日新聞 (mainichi.jp)

社説:イスラエル・ハマス停戦 合意順守し和平の協議を | 毎日新聞 (mainichi.jp)

 

産経:

【主張】梅雨と防災 「水害に備える日」新設を - 産経ニュース (sankei.com)

 

 

 『』内はリンクからの引用です。