再受験医師の社説比較

医学部再受験し、地方国立大学を卒業した精神科医です。 毎日全国紙の社説を比較します。多面的な見方を養い、幅広い知識をつけることを目標にしています。 勉強の手段としてAnkiというアプリを使用しており、これに転記できるようなQ&Aを付け加えています。

【社説比較】日米韓の会合など

各紙の比較

 朝日と毎日が日米韓の会合を、毎日と産経が池江選手の五輪出場をとりあげた。その他読売が電力供給/道路陥没事故、朝日がデジタル市場の公正、産経が中韓外相会談をとりあげた。

 

 日米韓の会合について論調を比較する。

 

 

 

日米韓の会合

 日米韓の国家安全保障会議NSC)責任者が会合を開いた。北朝鮮政策について協議し、『3カ国は北朝鮮の核・ミサイル開発への懸念を共有し、「非核化に向けた一致団結した協調」で解決をめざす、との共同声明を出した』(朝日)。

 

 

 朝日は、トランプ政権の外交や日韓対立が3カ国の協調を阻んできた経緯を述べた上で、『米政権が同盟重視に戻ったのを機に、結束を締め直さねばならない』と主張した。

 

 そして、『共同声明に「非核化」が明記されたのは当然である』と肯定的な評価をした。

 

 いっぽうで、韓国が『米国と中国との間の「バランス外交」を演じ』ていることについて、懸念を示した。中国には『米国を牽制(けんせい)し、米韓日の枠組みを切り崩す思惑もある』として『外交の軸足では3カ国の連携に立つ姿勢を崩してはなるまい』と釘を差した。

 

 

 毎日は、『米政府高官は協議前に「日韓の協力は米国の安全保障上の利益だ」と語っており、日韓に関係改善を促した』ことを紹介した。『近年、きしみが目立つ日米韓連携の立て直しにつながることを期待』している。

 

 北朝鮮はミサイル発射で米国の出方を探ろうとしている様子である。『日米韓は一致して行動する姿勢を示さなければならない』。

 

 毎日が懸念するのは、『近年の日韓関係悪化が3カ国の連携に影を落としていることだ』。『歴史問題を巡る対立が経済や安全保障の分野にまで波及するようになった』うえ、『台頭する中国との関係でも日韓には温度差がある』。

 

 

 

その他の話題まとめ

読売によると、2021年度の『電力会社の供給余力が全国平均で6・6%になり、集計を始めた15年度以降では初めて、安定供給の目安となる8%を下回る見込み』だ。

 

白血病で闘病中だった競泳の池江璃花子選手が、東京五輪出場を決めた。『選考会を兼ねた日本選手権の女子100メートルバタフライで優勝し、メドレーリレーの代表権を勝ち取った』(毎日)。毎日産経は池江選手の努力を讃え、祝福した。

 

 

 

 

リンク

読売:

電力需給 再び綱渡りとならないように : 社説 : 読売新聞オンライン (yomiuri.co.jp)

道路陥没事故 地下開発の安全を揺るがした : 社説 : 読売新聞オンライン (yomiuri.co.jp)

 

朝日:

(社説)デジタル市場 公正さを全ての基礎に:朝日新聞デジタル (asahi.com)

(社説)日米韓の会合 非核化へ結束締め直せ:朝日新聞デジタル (asahi.com)

 

毎日:

社説:池江選手が東京五輪へ 不屈の闘志に胸打たれた | 毎日新聞 (mainichi.jp)

社説:米新政権と日韓関係 対北朝鮮で連携再構築を | 毎日新聞 (mainichi.jp)

 

産経:

【主張】中韓外相会談 文政権は旗幟鮮明にせよ - 産経ニュース (sankei.com)

【主張】池江の五輪決定 スポーツの力に感謝する - 産経ニュース (sankei.com)

 

 『』内はリンクからの引用です。