再受験医師の社説比較

医学部再受験し、地方国立大学を卒業した精神科医です。 毎日全国紙の社説を比較します。多面的な見方を養い、幅広い知識をつけることを目標にしています。 勉強の手段としてAnkiというアプリを使用しており、これに転記できるようなQ&Aを付け加えています。

【社説比較】入管法改正案など

各紙の比較

 読売がコロナワクチン囲い込みと偽版画大量流通、朝日が森友遺族訴訟、毎日が入管法改正案と米軍駐留経費、産経がブレーキ不正とG7をとりあげた。

 

 入管法改正案について詳しくみておく。

 

 

 

入管法改正案

 毎日によると、入管法改正案が閣議決定され、『外国人の在留管理を厳格化する内容』となっている。

 

 具体的には、『難民認定の申請回数を制限』し、『3回目以降の申請となる人は、証明資料がなければ強制退去の対象となる』という。『帰国を免れるために制度が乱用』されることを防ぐための改正だ。

 

 いっぽうで、難民申請者の利益になる規定もある。『逃亡の恐れがない人には、収容に代わる「監理措置」が新設』され、『家族や支援者が「監理人」となり、社会で生活できる』。

 

 毎日は、『日本は世界的に見て難民認定の判断が厳しい』ことや『裁判所の関与がなく、収容期間の制限もない』ことを批判し、改善を求めた。また、不法滞在者を生む要因として、『技能実習制度』などの外国人政策があることを指摘し、受け入れ政策を改善するよう求めた。

 

 

 

その他の話題まとめ

読売によると、コロナワクチン囲い込みが加熱している。EUは『域内で生産されたワクチンの輸出について、EUの事前承認を必要とする制度を導入した』。一方で『アフリカや中南米、アジアなどの発展途上国では、中国製やロシア製、インド製のワクチンの供給が広がっている』ようだ。中国がワクチンを『国際的な影響力拡大につなげようとしているとの批判もある』とのことだ。

 

産経によると、『自動車部品大手の曙ブレーキ工業が、ブレーキとその部品の品質検査データを改竄(かいざん)するなど、約11万4千件にのぼる不正行為があったと発表した』。『不正は20年前から続いており、社内で見つかった後も公表を見送っていた』という。

 

 


Q&A

Q.入管法改正案では、難民認定の申請回数を制限し、□回目以降の申請となる人は、証明資料がなければ強制退去の対象となる。帰国を免れるために制度が乱用されることを防ぐための改正だ。一方で逃亡の恐れがない人には、収容に代わる「□」が新設され、家族や支援者が「□」となり、社会で生活できる

A.3、監理措置、監理人

 

 


リンク

読売:

コロナワクチン 「囲い込み」の過熱を懸念する : 社説 : 読売新聞オンライン (yomiuri.co.jp)

偽版画大量流通 美術市場揺るがす背信行為だ : 社説 : 読売新聞オンライン (yomiuri.co.jp)

 

朝日:

(社説)森友遺族訴訟 赤木ファイルを隠すな:朝日新聞デジタル (asahi.com)

 

毎日:

社説:入管法の改正案 人権感覚の欠如が深刻だ | 毎日新聞 (mainichi.jp)

社説:米軍駐留経費の負担 幅広く両国の役割議論を | 毎日新聞 (mainichi.jp)

 

産経:

【主張】曙ブレーキ不正 日本の信頼損なう行為だ - 産経ニュース (sankei.com)

【主張】G7と菅首相 中国に「モノ言う」実践を - 産経ニュース (sankei.com)