再受験医師の社説比較

医学部再受験し、地方国立大学を卒業した精神科医です。 毎日全国紙の社説を比較します。多面的な見方を養い、幅広い知識をつけることを目標にしています。 勉強の手段としてAnkiというアプリを使用しており、これに転記できるようなQ&Aを付け加えています。

【社説比較】コロナ接触確認アプリ不具合

各紙の比較

 読売・産経が森喜朗氏の女性差別発言を、毎日・産経がコロナ接触確認アプリの不具合をとりあげた。その他読売がロシア反体制派拘束、朝日が菅首相長男の官僚接待と愛知県知事リコール不正問題をとりあげた。

 

 森氏の女性差別発言について、読売・産経の保守派2紙も強く批判している。産経は五輪の開催を強く主張してきたため、その障害となる今回の発言に厳しい目を向けているのだろうか。

 

 コロナ接触確認アプリについて、現状を確認しておく。

 

 

コロナ接触確認アプリの不具合

 新型コロナウイルスの『感染者と濃厚接触した可能性を知らせるスマートフォン向けアプリ「COCOA(ココア)」で、約3割の利用者への通知が機能しない不具合が発生し、4カ月以上も放置されていた』。

 

 不具合が起きたのは『米グーグル製基本ソフト、アンドロイドを搭載したスマホ』だ。『厚生労働省によると、昨年9月末にアプリを改修した際に設定を誤った』というのだが、その後『昨年11月下旬にプログラムミスが指摘されて』おり、年明けにはSNSに『苦情が多数投稿されていた』(毎日)。

 

 毎日は、『致命的な欠陥をこれほど長く放置したのは言語道断だ』と政府を強く批判した。『年末年始にきちんと機能すれば、クラスター(感染者集団)対策に役立ったはずだ』と振り返った上で、失敗の教訓を今後に活かすよう求めた。

 

 産経も、同様に厚労省のお粗末な対応を批判した。そのうえで、保健所において『感染拡大に伴う人員不足で、感染経路や濃厚接触者の追跡調査が難しくなっている』ことを指摘し、『その状況を打開するためにもアプリを積極活用すべき』として、アプリ利用促進策を検討するよう政府に求めた。

 

 また、政府の『ワクチン接種情報をデジタル化して一元管理する計画』について、『今回と同じ轍(てつ)を踏まぬよう、運用に細心の注意を払ってもらいたい』と釘を差した。

 


Q&A

なし

 


リンク

読売:

森氏の女性発言 五輪会長として不見識すぎる : 社説 : 読売新聞オンライン (yomiuri.co.jp)

露反体制派拘束 人権無視の露骨な政治弾圧だ : 社説 : 読売新聞オンライン (yomiuri.co.jp)

 

朝日:

(社説)長男の官僚接待 菅首相 人ごとではない:朝日新聞デジタル (asahi.com)

(社説)リコール署名 無軌道の責任明らかに:朝日新聞デジタル (asahi.com)

 

 

毎日:

社説:読書感想文コンクール 孤独和らげる本との対話 - 毎日新聞 (mainichi.jp)

社説:接触アプリの不具合 感染抑止への姿勢を疑う - 毎日新聞 (mainichi.jp)

 

産経:

【主張】ココア不具合 あまりにも杜撰な運用だ - 産経ニュース (sankei.com)

【主張】森氏の問題発言 組織委もJOCも猛省を - 産経ニュース (sankei.com)