再受験医師の社説比較

医学部再受験し、地方国立大学を卒業した精神科医です。 毎日全国紙の社説を比較します。多面的な見方を養い、幅広い知識をつけることを目標にしています。 勉強の手段としてAnkiというアプリを使用しており、これに転記できるようなQ&Aを付け加えています。

【社説比較】コロナワクチン

各紙の比較

  朝日と産経がコロナワクチンをとりあげた。その他読売が核軍縮とコロナ下の寄付、朝日が雪道の事故、毎日がコロナ下の財政見通しと選抜高校野球、産経が旭川医大問題をとりあげた。

 

 コロナワクチンについて、昨日の読売も含めて比較しよう。

 

 

コロナワクチン

 新型コロナウイルスに対するワクチンの接種について、見通しが判明した。『2月下旬にも医療従事者への接種を始める予定』で、『その次に対象となる高齢者への接種開始は4月以降』の予定だ。

 

 今回接種されるワクチンは『米製薬大手ファイザー』製のもので、『年内に7200万人分の供給を受ける』。同社のワクチンは『氷点下75度の超低温で保管し、解凍後5日以内に使い切ることが条件だ。最小単位は1170回分で、小分けにするには制約がある』(読売)。

 

 読売は、接種に際しての課題として、『医療機関や公的施設などに多くの住民を集めて、効率的に接種する仕組み』作り、『密集を避け、短時間で多数の人に接種する』方法、『副反応』への対応などをあげた。そして、政府と自治体の連携を求め、河野担当大臣の発信力に期待した。

 

 朝日は、『何より大切なのは、いつどれだけのワクチンを供給できるかの情報を、正しく速やかに市町村に届けること』と強調した。また、河野担当大臣が『個人の接種記録の掌握にマイナンバーを活用する考えを打ち出した』ことにつき、直接の批判は避けつつも、『現場に過度の負担を負わせたり、無用の混乱を持ち込んだりしないようにすることが大前提』と釘を差した。

 

 産経は、情報提供の重要さを強調した。これに関連して、もともと日本ではワクチン接種への信頼度が低いことを紹介した。『コロナ禍以前の2015年9月から19年12月にかけて、世界149カ国・地域でワクチンの安全性や有効性がどのように評価されているかを調べた分析』によると、『日本でワクチンの有効性を認めたのは14・7%と最低水準』という。


Q&A

Q.ファイザー社の新型コロナワクチンは、□度の超低温で保管し、解凍後□以内に使い切ることが条件だ。最小単位は□回分で、小分けにするには制約がある。

A.氷点下75、5日、1170

 

Q.2015年9月から19年12月にかけて、世界149カ国・地域でワクチンの安全性や有効性がどのように評価されているかを調べた分析によると、日本でワクチンの有効性を認めたのは□%と最低水準だった。

A.14・7

 


リンク

読売:

米露核軍縮延長 新たな枠組み構築への一歩に : 社説 : 読売新聞オンライン (yomiuri.co.jp)

コロナ下の寄付 多様な手段で善意を届けよう : 社説 : 読売新聞オンライン (yomiuri.co.jp)

 

朝日:

(社説)雪の事故多発 情報を活用して防ごう:朝日新聞デジタル (asahi.com)

(社説)ワクチン態勢 自治体との連携を密に:朝日新聞デジタル (asahi.com)

 

毎日:

社説:コロナ下の財政見通し 現実に向き合わぬ無責任 - 毎日新聞 (mainichi.jp)

社説:センバツ出場校が決定 感染対策に万全期したい - 毎日新聞 (mainichi.jp)

 

産経:

【主張】コロナワクチン 接種に向け丁寧な説明を - 産経ニュース (sankei.com)

【主張】旭川医大問題 患者不在の「白い巨塔」か - 産経ニュース (sankei.com)