再受験医師の社説比較

医学部再受験し、地方国立大学を卒業した精神科医です。 毎日全国紙の社説を比較します。多面的な見方を養い、幅広い知識をつけることを目標にしています。 勉強の手段としてAnkiというアプリを使用しており、これに転記できるようなQ&Aを付け加えています。

【社説比較】衆議院予算委員会

各紙の比較

 読売と毎日が大阪都構想、読売・朝日・毎日が衆議院予算委員会についてとりあげた。その他朝日が温室効果ガス削減、産経が文化の日と航空会社の公的支援をとりあげた。

 

 都構想については昨日の朝日・産経で語り尽くされており、目新しさはない。衆議院予算委員会についての論調を比較する。

 

 

衆議院予算委員会

 11月2日から衆議院予算委員会が開かれ、コロナ対策や学術会議問題を中心に論戦が行われた。普段は自公政権支持派の読売も含め、各紙菅首相の答弁に厳しい目を向けている。

 

 読売は、『首相の答弁は、感染症対策やデジタル化など個別案件に関しても具体策に乏しかった』と失望をあらわにした。具体的な新型コロナ対策として、田村厚生労働相が『発熱した人を必ず受け入れる診療・検査機関を都道府県に整えてもらう考えを示した』ことについて、『自治体任せにせず、政府が主導することが肝要』と批判した。また、『雇用調整助成金の上限を引き上げる特例措置や、生活困窮者への支援を継続すること』など、追加の経済対策の必要性を主張した。

 

 学術会議問題については、『問題点があれば是正するのは当然だ』と会議の見直しに一定の理解を示しつつも、『首相が6人の任命を拒否した理由を語らず、「政府が行うのは形式的任命」という過去の政府答弁との食い違いを残したままでは、説得力を欠く』と批判した。

 

 朝日は、菅首相が『105人の推薦名簿を見ていないことを改めて認めた』ことに関連して、『安倍前政権時代から学術会議の人事への介入にかかわってきたとされる杉田和博官房副長官』の予算委出席を求めた。

 

 毎日は、学術会議問題に関する一問一答を丁寧に解説した。

野党側が「6人が安保法制など政府方針に反対したからではないのか」と追及

→『首相は「政府に反対したから外すということはあり得ない」と断言

→『「ではなぜ」

→『「人事に関することであり、答弁は差し控える」

という流れだ。

 

 また、私大・女性の任命拒否は『「首相が言う『多様性』に逆行している」』こと、『「政府が行うのは形式的任命に過ぎない」としてきた過去の政府答弁との整合性』についても説明不足だと政府を批判した。

 


Q&A

なし

 


リンク

読売:

大阪都構想否決 将来展望が見えにくかった : 社説 : 読売新聞オンライン

衆院予算委 山積する課題に議論を深めよ : 社説 : 読売新聞オンライン

朝日:

(社説)予算委の論戦 一問一答でこの説明か:朝日新聞デジタル

(社説)温室ガス削減 原発に頼らず進めねば:朝日新聞デジタル

毎日:

社説:日本学術会議問題 ほころぶ一方の首相答弁 - 毎日新聞

社説:大阪都構想再び否決 維新の手法が退けられた - 毎日新聞

産経:

【主張】文化の日 心の豊かさ求め続けよう - 産経ニュース

【主張】航空会社の苦境 公的な支援の強化を急げ - 産経ニュース