再受験医師の社説比較

司法浪人から医学部再受験し、地方国立大学を卒業しました。 毎日全国紙の社説を比較します。多面的な見方を養い、幅広い知識をつけることを目標にしています。 勉強の手段としてAnkiというアプリを使用しており、これに転記できるようなQ&Aを付け加えています。

【社説比較】ジャパンライフ事件と桜を見る会問題、子供のインターネット利用

各紙の比較

毎日と産経がジャパンライフ事件および桜を見る会問をとりあげた。その他読売はデジタル庁新設と女児連れ去り事件、朝日は安保法とマイナポイント、毎日が菅政権の外交、産経がインフルエンザ特措法改正をとりあげた。

ジャパンライフ事件と桜を見る会問題

ジャパンライフ山口隆祥元会長らが詐欺容疑で逮捕された。ジャパンライフは磁気健康グッズの預託販売商法を行っており、『被害総額は約2100億円に上るという』(毎日)。ジャパンライフは顧客を集める際に、2015年の「桜を見る会」の招待状を利用していたことから、同会への招待について調査・説明を求める声がある。しかし、加藤勝信官房長官は調査を否定した。

 

毎日は加藤官房長官の発現について、『あまりに無責任ではないか』と批判し、調査の必要性を主張した。また、『消費者庁は15年9月にジャパンライフの立ち入り検査をしたが、最初の業務停止命令を出したのは16年12月』と一年以上遅れており、『政治的な影響を懸念して対応が遅れた』可能性を指摘したうえで、実態解明を求めている。

 

意外といっては失礼かもしれないが、産経も同様の趣旨だ。『招待の経緯について詳細な説明が求められるのは当然』で、加藤官房長官の姿勢は『支持を得まい』と批判した。また山口元会長について、『59年には所得税法違反で有罪となり、60年には国会で、ジャパンライフのマルチまがい商法が厳しく追及された』という経緯を紹介し、『過去の事件を知らずに招待したとは信じ難く、もしそうであったならあまりに無警戒』と、実質的に招待した安倍前首相を批判する内容だ。

 

 

青少年のネット利用

読売は、横浜市の未成年者誘拐容疑事件でオンラインゲームが利用されていたことを受けて、子供のインターネット利用について論じた。

 

読売によると、『ゲームやSNSなどのやり取りを契機に、犯罪に巻き込まれた18歳未満の子供は、昨年初めて2000人を超え』ており、『被害者の大半は中高生だが、小学生も増加傾向にある』という*1。読売はその背景として、子供のインターネットやスマホ利用の増加があると推測する。『内閣府の昨年度の調査では、小学生の86%がネットを利用し、37%がスマホを使っていた。9歳以下の低年齢層では、動画の視聴やゲームでの利用が多い。』という*2

 

個人的には、ネットやスマホの利用率は意外と低い印象だ。

 

 

Q&A

Q.内閣府の2019年度の調査では、小学生の□%がネットを利用し、□%がスマホを使っていた。9歳以下の低年齢層では、動画の視聴やゲームでの利用が多い。

A.86、37

 

 

リンク

読売:https://www.yomiuri.co.jp/editorial/20200918-OYT1T50229/

毎日:https://mainichi.jp/articles/20200919/ddm/005/070/136000c

産経:https://www.sankei.com/column/news/200919/clm2009190003-n1.html

*1:令和元年の刑法犯に関する統計資料

www.npa.go.jpが出典かと思ったが、該当するデータは見つけられなかった。

*2:

www8.cao.go.jp